2006/01/10

Less-known 45rpm, Pt.2 – Gary Knight

… English version of this article will be available in the near future …

さて、 「My Best 5 Acquisitions in 2005」 で予告しました通り、思いつくままに購入し気に入ったシングル盤を紹介する連載第2回です (第1回 The Changing Timesこちら を参照)。 前回と同じく、アメリカ Philips レーベルからの 1枚です。

[40515 Side-A]    [40515 Side-B]

The World 2,000 c/w How Warm You Are / Gary Knight
(Philips [US] 40515)
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2006/01/06

My Best 5 Acquisitions in 2005

あっという間に2005年は過ぎ、2006年を迎えました。今年も宜しくお願いします。

The year 2005 passed so fast, and here comes the next year 2006 already. I sincerely hope you’ll have another nice year as vinyl/music collectors.

昨年1年間は、コレクターとしてはあまり成果があった年とはいえませんでしたが、またまたいろんな音楽に出会うことができました。振り返って個人的ベスト 5 (プラス、番外編) を列挙してみましょう。

Speaking of myself, the year 2005 was not the best one as a collector, but there are several “great” acquisitions as well as finding a great music. Here is my own “best five” (plus an extra title) …

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2005/11/05

Waiting For The Sirens’ Call / New Order

リリースから半年以上経ってから買うのもどうかと思いますが、たまたま渋谷のレコファンで 500円引きで売ってたので捕獲。New Order が今年出した新譜の LP バージョン (2枚組) です。

The other day I happened to buy this album at the RECOFAN shop, Shibuya, Tokyo (it was sold at a reduced price). As you may know, this is the LP version (double LP set with gatefold cover) of New Order‘s brand new album in 2005, although it was firstly released over six months ago.

[London 25646-2202-1 Front Cover]      [London 25646-2202-1 Disc 1 Side-A]
左:ジャケ表  右:LP 1枚目のレーベル A面
L: Front Cover;     R: A-side label of Disc 1

Waiting For The Sirens’ Call / New Order
(London [UK] 25646 2202-1)
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2005/11/01

Spaced / Soft Machine (recorded in 1969)

この CD、購入後かなりの年数が経過していますが、最近マイブームというか、かなりヘビーローテーション気味に聴きまくっています。

This CD, which I bought many years ago, recently sits in my “heavy rolation” list – actually I listen to the CD very often nowadays.

Spaced / Soft Machine

Spaced / Soft Machine
(Cuneiform Rune 90, 1996)

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2005/10/25

村八分 / 山口冨士夫 (著)

… this article deals with Mura-Hachibu, a legendary Japanese cult Rock band. And the English version of this article will not be available.

先日 「発売日翌日にリリースを知ったので入手は難しいかも…」と書いた 村八分の決定版ストーリー本。本屋に行ってみたら、平積みされて普通に売ってました (笑) ので、購入してきました。

[村八分]

村八分 / 山口 冨士夫 (著)
K&B パブリッシャーズ 刊 ISBN 4-902800-03-9
(2005年10月21日発売)

まだ買ってきたばかりでパラパラとしか目を通していませんが、そのほんの斜め読みだけでも、この本の語りかけてくるリアリティに圧倒されそうです。そして、次々と赤裸々に綴られる文章は、現在聴くことののできる彼らの音源から感じられる印象そのままであることに改めて驚くばかりです。命を削った生き様がそのまま言霊となり、音となっている。

もちろん、この本に書かれた事実の有無に関わらず、残された音楽そのものの素晴らしさは微塵も揺るぐものではありません。プロフェッショナルなバンドとして完成された演奏を (まともな音源として) 一度も残していないにも関わらず、今聴くことのできる全ての音源には、末恐ろしい程の切迫感と息苦しい程の緊張感が閉じ込められています。

[村八分 付録CD]

付録 CD は 8曲入り。うち 5曲が過去未発表音源で、 来月発売される予定の 「村八分ボックス」 に収録されるもの。 ボックスの先行宣伝も兼ねた出版というところでしょうか。 しかしこれらの音源、言うまでもなく素晴らしい。鳥肌ものです。ボックスの入手が本当に待ち遠しい。 いや、正確には、ボックスが無事入手出来ることを祈るばかりです。

2005/10/22

村八分 Box – Go rush and pre-order!

… this article deals with Lucky Lips and Mura-Hachibu, Japanese cult Rock bands. And the English version of this article will not be available.

Lucky Lips のライブ、長いこと行ってないのう、行きたいのう。む、今日 (10/22) 京都の 磔磔 でジョイントライブやるのか。ぐー、今から新幹線に飛び乗って京都行きてぇ〜。 とは思ってみても叶うはずもなく…

その気分を紛らわすべく、あっちのサイトこっちのサイトへとふらふら見ていると、ふと発見。村八分 関連のリリースラッシュは数年前から続いていましたが、とうとう決定版が登場したのですね。知らなかった。

前者は CD 付の書籍。山口冨士夫さんご本人書き下ろしによる決定版ストーリーらしい。気付いたのが今日だったので、既に入手は難しいか? 残念…

来月発売予定の後者は、まさに渇望されていたボックスもの。 いまとなっては入手困難な 「草臥れて」 が 1991年に最初に世に出て以来、ここ数年未発表ライブ音源が少しづつリリースされてきましたが、それ以外に現存する多数の未発表スタジオ録音/ライブを聴くことが出来るはずで、今から楽しみでなりません。当時唯一リリースされた名盤 (しかし当時を知る人達にとっては、これが彼らの本領ではないという意見も多い)「村八分ライブ」(1973年5月5日京都西部講堂) も、マスターテープから新たにリマスターされてボックスに入るようです。

心あるすべての音楽ファンは、 「ロック画報 05」の頭脳警察/村八分特集記事を穴があくまで読み、既発音源を何度も復習して、ボックスのリリースに備えるべし。

2005.10.25 追記:
ストーリー本の入手困難、真っ赤なウソでした (笑)
最寄りの本屋には平積みになってましたし、Amazon でも再び在庫しているようです。

2005/10/07

Less-known 45rpm, Pt.1 – The Changing Times

… English version of this article will be available in the near future …

レコードコレクターにもいろんなタイプがある訳で、著名なミュージシャンの、評価が高くびっくりする程高価なオリジナル盤を買い漁る人 (骨董品コレクター的な人と言えるでしょう)もいれば、人知れず埋もれた安くてほとんど知られていない盤の中から自分のお気に入りの音楽を「発見」して悦に入る人 (強いて言えば「オタク系」でしょうかね) もいます。金にものを言わせる前者だけのコレクター諸氏は個人的には正直苦手 (音楽聴いてんだか「もの」を買ってるんだかよう分からんやないですか。そういう手合いに限って、聴いてる音楽のジャンルや対象が狭くて、音楽の話をしても全然おもろないし) ですが、まあ人それぞれ両者のバランスをとって楽しんでいるのでしょう。

それはさておき、特に後者の愉しみというのは本当に格別なものがあります。なにしろ、星の数ほども世の中に残っている盤の中から、聞いたこともないグループやミュージシャンのシングルを格安で拾いあげ、祈るような気持ちでターンテーブルに乗せて、流れてくる音楽がストライクゾーンだったときの喜びといったら! その楽曲が、そのミュージシャンが、世間でどういう評価をされていようが (あるいはされてなかろうが)、巷では有名であろうが無名であろうが、買って聴く自分自身にとっては新しいものであり、良さを「発見」したことに他ならないのですからね。また、今の世の中、web であれリサーチ本であれ、こういったマイナーなミュージシャンの情報を探すことだって出来ます。安値で買って、聴いて気に入って (まぁ期待外れのものも少なからずあるわけですが)、調べてなお唸ることが出来る。なんてリーズナブルな悦楽でありましょう。

というわけで (?) このサイトでも、私がそうやって購入してきたシングル盤を思いついた時に紹介していこうと思います。ただ、私の あっちのサイト との関係上、そのレーベルのものが多くなってしまいますが、ご了承下さい。

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2005/07/24

Early Pressings of Steely Dan’s “Aja” LP

名盤の多い Steely Dan の諸作の中でも、“Gaucho” と並び彼らの代表的名盤として圧倒的人気を誇る “Aja”。1977年のリリース直後から、数え切れない程の枚数が市場に出回ったに違いありません。あまりにも細かいバリエーションが多すぎて、最初期プレスを特定するのが困難だとも思われるかもしれません。

Among the series of masterpiece LPs by Steely Dan, “Aja” has been regarded as one of their best and most popular albums along with another famous “Gaucho”. Since its initial release in 1977, so many copies has been available in the market. Also, there are so many minor variations, it might be a delicate question to determine which one is the earliest pressing and variation.

[AB-1006 Front Cover]
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2005/05/15

Triangle / The Beau Brummels

Rhino Handmade, a renowned label recognized for its numerous invaluable limited-edition CDs, has been satisfying the desires of hardcore collectors since its inception in 1999. This project is a standout endeavor by Rhino Records. Over the years, there have been countless titles on my wish list that I’ve been unable to obtain. Here’s a look at the latest release from the Rhino Handmade label, which I was fortunate enough to purchase recently.

Rhino Handmade RHM2-7892 Spine

Magic Hollow / The Beau Brummels
(Rhino Handmade RHM2-7892)
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2005/05/09

Autumn ’66 / The Spencer Davis Group

つい先日、LP ラック を買い足しました。その際、段ボール箱に入れて保管していたレコードを整理しましたが、ここ数年手にとっていなかった盤を手にとっては、その盤にまつわる個人的な想い出が次々と脳裏をかけめぐり、整理は滞りがちになってしまいました。これもそんな一枚。記憶が正しければ、1994年の夏に大阪日本橋の某中古レコード屋で購入したものです。

The other day I bought yet another LP stocker. After the built of the stocker was complete, I started to readjust my LP collection (stocked in the cardboard boxes) to re-stock in this new stocker. During the procedure, I took every LP in my hand, thinking of very personnal memory with the record from one after another, which prevented me from very smooth task to store the records. This LP is one of them – as far as I remember, I bought this album in the summer of 1994 at a certain shop in Nipponbashi, Osaka.

[TL-5359 Front Cover] [TL-5359 Back Cover]

Autumn ’66 / The Spencer Davis Group
(Fontana TL-5359)
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