四方山話〜ハイジからラファロまで〜
さてさてお立ち会い。
「アルプスの少女ハイジ」と「スコット・ラファロ (Scott LaFaro)」を繋ぐ細く長い線は? (笑)
突然ですが、アルプスの少女ハイジ のサントラを愛聴しています (笑)
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「アルプスの少女ハイジ」と「スコット・ラファロ (Scott LaFaro)」を繋ぐ細く長い線は? (笑)
突然ですが、アルプスの少女ハイジ のサントラを愛聴しています (笑)
Continue readingあっという間に2005年は過ぎ、2006年を迎えました。今年も宜しくお願いします。
The year 2005 passed so fast, and here comes the next year 2006 already. I sincerely hope you’ll have another nice year as vinyl/music collectors.
昨年1年間は、コレクターとしてはあまり成果があった年とはいえませんでしたが、またまたいろんな音楽に出会うことができました。振り返って個人的ベスト 5 (プラス、番外編) を列挙してみましょう。
Speaking of myself, the year 2005 was not the best one as a collector, but there are several “great” acquisitions as well as finding a great music. Here is my own “best five” (plus an extra title) …
Continue reading2005年 5月、 私が生まれて初めて自宅で SP 盤を再生した 時 (こちら も参照) に最初にターンテーブルに載せたのは Charlie Parker の “Visa c/w Passport” でしたが、ここで紹介するのはそれより若干遡って 最初に購入した SP です。 たまたま立ち寄った ディスクユニオン 新宿ソウル/ブルース館 で、SP 盤半額大放出をやっていた時に購入した 1枚です。
The very first 78rpm I played on my turntable (in May 2005) was Charlie Parker’s “Visa c/w Passport”. On the other hand, this was the very first 78rpm I bought. I found this 78rpm at Disk Union Shinjuku Soul/Blues Shop I happened to drop by a while ago.
Continue readingAbstract: On November 23th, I went to the Tsukuba city to take part in Jazz 78rpm Concert which was directed by Seya-san (a very famous 78rpm collector in Japan). I really enjoyed the performances of what the Jazz was like in the pre-War period, as well as rich and warm sounds of 78rpms in the era.
11月23日、外環道〜常磐道と飛ばしてつくば市へ向かい、 瀬谷さん が久々に開催された ジャズSPレコードを聴く会 に参加してきました。参加者は東京組8名とつくば組8名。岡村さんや柳沢さんといったおなじみの面々もいらしてました。
田舎のお蕎麦屋さんの店内に、瀬谷さんが出張演奏会の時に使われるジェンセンのフルレンジスピーカー、フィッシャーの真空管プリメインアンプがセットされ、食事を楽しみながら、大音量で 1920年代〜1940年代の Jazz を 18曲堪能しました。そら当然、うちで聴くよりもっと素晴らしいレコード演奏でした。本当に SP っていい音しますなぁ。個人的に興味を持った演奏もあったので、なんとかしてその SP を探し出してみたいものです。しかし 1936年録音の Bluebird レーベルだと。そんなもん簡単には手に入らないんやろうなぁ。
本来の目的は、ユニバーサルミュージックに貸し出していた LP などを返してもらう というもので、担当者 F さんからそれらのブツを預かった岡村さんが、「今度の瀬谷さんの SP コンサート行くけど、松林くんも来ない? その時にお返しするから」と言われたのが、今回つくばに初参加したきっかけでした。いや、しかし、実に楽しめました。
瀬谷さんが SP 蒐集を始められたのが、ちょうど私の今とほぼ同じ年齢だったとのこと。瀬谷さんの様な世界に冠たるコレクターにはなりたくてもなれませんが、まぁ今後もこつこつと音楽やレコードメディアとは付き合っていこうと思います。
苦節うん年。夢にまで見たアルバムをやっと入手しました。
Finally, I have acquired the famous 78rpm album which I’d been dreaming of for several years.
中身の詳しい情報は、画像をクリックしたページでどうぞ。しかし巨大な梱包で届いた時はマジで手が震えたぞ。
Click the above image for detailed information. Anyway it’s an awesome album.
のちに Birth of the Cool(「クールの誕生」)というタイトルで 10インチ/12インチ LP 化された、問答無用で歴史的名盤とされている マイルス・デイビス (Miles Davis Nonet) の 1949-1950年録音。その録音時期からして、オリジナルイシューは 78回転 SP であろうことは想像に難くありません。
Miles Davis Nonet’s 1949-1950 recordings (which later included on 10-inch/12-inch LP album entitled Birth of the Cool) have been sought as one of the historically important masterpices. By the way, as the recorded date may suggest, these materials were firstly made public on 78rpm issues.
Continue reading今日は仕事で恵比寿へ。帰りに新宿で途中下車。 準備万端のプレーヤー のために、SP 用カートリッジを買って帰る。結局安い AT-MONO3/SP にした。
Continue reading私が 2003年9月 より愛用している現在のターンテーブル J.A. Michell Gyrodec Mk. III (with plinth-based Papst AC motor driven by GyroPower QC)。このターンテーブル用の 78rpm プーリーがかつて存在していたという噂を耳にし、英国 J.A. Michell 本社に問い合わせをしましたが、「倉庫に残ってるかもしれん。気長に待っとくれ」という返事を最後に数ヶ月音沙汰なし。ダメもとでアメリカのショップに問い合わせをしたら、在庫ありとのことで早速注文。ものはついでと、予備のゴムベルトも同時発注。で、本日届きました。50Hz 用 33/45/78 回転用プーリーとゴムベルト。
写真の銀色のプーリーがそれ。3つ溝が切られていて、上から 33 1/3 回転、45回転、78回転用となっています。左にぽつんと置いてある黒い方は、直前まで使っていたプーリー。こちらは 2ベルト駆動対応版 (Mk.II あたりまでは純正で 2ベルト駆動だった名残りでしょうか) で、上から 45回転、33 1/3回転、33 1/3 回転、45回転と溝が切られています。
あとはカートリッジさえ買えば、うちでもめでたく SP 盤が再生可能になります。ここはいっちょ Ortofon CG65Di を、と言いたいところですが、クルマのメンテにお金がかかることを鑑み Audio Technica AT-MONO3/SP あたりが無難か。
Continue reading(本エントリは、私が別の web に 2004年 8月 9日付で掲載していたものを転載したものです)
(this entry was originally made public at my another web site on August 9, 2004)
1954年10月にリリースを開始した EmArcy レーベルでは、当初シングル盤 (45回転と 78回転) もリリースされていました。これらの中にはシングルオンリーでしか日の目をみなかった音源がいくつかあるのですが、これもその 1枚です (1954年 3月24日録音)。後に “The Complete Art Blakey on EmArcy” (日本フォノグラム 195J-10085) という LP に (同セッションの未発表曲 2曲と共に) 収録されました。A面の “In The Basement” は実にカッコいいハードバップです (パーソネルはレーベル写真を参照)。録音も実に素晴らしいガッツのあるものです。
EmArcy label, the most famous subsidiary of the Mercury label, was started in October 1954. In the very early era, EmArcy also had a number of 78rpm/45rpm single releases which faded out soon. Some of the releases contain invaluable tracks which can be heard only on these single releases. This Art Blakey’s 45rpm (recorded on March 24, 1954) is one of such discs – both tracks can be heard on this 45rpm and equivalent 78rpm only (later Nippon Phonogram released the LP “The Complete Art Blakey on EmArcy”, 195J-10085, which contained these tracks as well as previously-unreleased tracks). The A-side track “In The Basement” is one of the finest hard-bop tracks (see the label photo for the personnel). Recording quality is also supreme – very powerful indeed.
しかし、この曲でかなりカッチョええテナーをブリブリとかましているミュージシャン、Henry Durant なる人については何も情報が分かりません。1954年〜1955年にごくわずかのレコーディングセッションに顔を出しただけで、その後表にはでてこられていない様です。
On these tracks, we can hear way-cool tenor saxophone player whose name is Henry Durant. Unfortunately there are few information on him available. As far as I know he appeared on a few recording sessions in circa 1954-1955.
この Henry Durant なるテナーサックスプレーヤーについて何か情報を御存じの方がおられましたら、是非御教授下さい。
If you have any information on this seldom-known tenor saxophonist Henry Durant, pleaset le me know.