Gotham Audio PFB-150WA power amplifier panel

Things I learned on Phono EQ curves, Pt. 19

1954 RIAA録音再生規格策定後、当時のディスク録音機材、特にカッティングアンプや録音イコライザについて、取説や回路図から読み解いていきました。機器によって録音カーブの実現方法がさまざまでしたが、全てRIAA録音特性前提の構成であり、非RIAA録音カーブの使用は現実的ではなかったと考えられます。

RIAA characteristics for fine groove disc records chart

Things I learned on Phono EQ curves, Pt. 18

1953年6月19日に承認された、放送局向けの NARTB 録音再生標準規格。1953年12月21日に暫定規格として登場した改訂版AES再生特性、1954年1月29日に米レコード業界団体によって承認されたRIAA録音再生標準特性。この3つの規格の成立の歴史を細かく追ってみました。

Pultec EQP-1 program equalizer front panel

Things I learned on Phono EQ curves, Pt. 17

1948年〜1953年、標準規格(1953年NARTB規格、1954年改訂AES再生カーブ、1954年RIAA標準録音再生特性)が策定されるまでの時期に、録音特性の観点から米国の各レーベルはどのような状況だったか、さまざまな資料から調査してみました。

Hollywood Sapphire Group inaugural meeting, 1947

Things I learned on Phono EQ curves, Pt. 16

今回の Pt.16 では、米国エンジニアたちの企業間交流の開始による「企業秘密」から「情報公開」への流れ、オーディオ工学専門の雑誌 Audio Engineering の誕生とそこから生まれた学会 AES、市販レコードの録音再生標準規格化に向けた最初の動き、などをみていきます。

Philco M-15 and RCA Victor J-3 45rpm record changer

Things I learned on Phono EQ curves, Pt.14

1948年 Columbia LP レコードの登場後、他レーベルも追従、さらに RCA Victor の45回転盤も登場、いわゆる「回転数競争」の時代、どのレーベルがどちらの陣営につこうとしていたか、当時の状況を時系列で追ってみました。

Mercury's standard company sleeve for the Buddy Rich 78 (left) next to the rare Popular Autographed Photograph Series sleeve featuring Buddy Rich (right)

Mercury Popular Autographed Photograph Series (and Eddie Gaedel)

“Mercury Popular Autographed Photograph Series” という聞いたことのないシリーズ。スリーヴのみですが入手して、これがいったい何なのかを調べてみました。すると、レーベル創立直後の Mercury が78rpm盤販促用に使っていたことが分かりました。

Close-up of the Lebo/Peerless Greek key pattern printed on a paper record sleeve, with the title Lebo/Peerless Greek key Record Sleeves

ラーメン丼柄のスリーヴ / LEBO PEERLESS Generic Sleeve

米国中古盤でよく見かける、ラーメン丼鉢の柄のようなインナースリーヴ、Twitter で話題になっていたので、某所で質問してみたり、いろいろ調べてみることにしました。主に1970年代にジェネリックスリーヴとして普通に流通していたもののようです。