2012/01/13

Granz’ Jazz to Shift To Clef Label Aug. 1

ずっと前から、調べよう調べようと思って忘れていたのですが、先日、別の調べ物をしているときに発見しました。1948年頃から Mercury とディストリビュート契約をしていたノーマン・グランツ音源が、グランツ本人の Clef レーベルに切り替わった時期。過去に調査した際に、1953年であることまでは特定できていたのですが、より詳しい切り替わり時期を調べようと思っていたのです。

The other day I happend to find the very article that identifies the period when Norman Granz stopped distribution contract with Mercury label and started his own Clef label – I found this while I was looking for info on other research topics… I knew it was in 1953 after my past research, but I wanted to identify more precise period of when the Mercury-Clef transition was conducted.

(the rest part of this article is available only in Japanese…)

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2012/01/09

My first vinyl spin in 2012

2012年1月4日、一足先にひとりで帰省先から戻った私の家に、 いつもテニスをご一緒させて頂いているオーディオ好きの Iさん が遊びに来て下さいました。昨年、いちど遊びに来て下さって以来、2回目となります。

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2011/12/02

Roy DuNann, one of the greatest recording enginners

If you are into Jazz music, especially into the golden age of Modern Jazz, you should know the name of the engineer Roy DuNann, who did so many masterpiece recordings for Capitol and Contemporary in the 1940s, 1950s and thrugh the early 1960s.

ジャズ、特に全盛期のモダンジャズが大好きな方であれば、伝説の録音エンジニア ロイ・デュナン 氏の名前はもちろんご存知だと思います。最初はキャピトルレーベル(〜1956年)で、続いてコンテンポラリーレーベル(1956年〜1960年代前半)で、数えきれない程の名盤とうたわれる素晴らしいレコーディングに携わってこられた方です。

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2011/11/30

Pascal Pinon (MORR MM 101 LP)

娘が生まれた直後から、いろんな音楽を聴かせてきました(笑)。

フランク・ザッパ(主に Burnt Weeny Sandwich とか Weasels Ripped My Flesh とか Yellow Shark 辺り)、 セロニアス・モンク(主に Prestigeレーベル時代 のをSPとかLPとかで)、 デューク・エリントン (主に1920年代〜1930年代頃のホットな奴をSPとかCDとかで)、 ジェームス・ブラウン (驚くことに尊師JBの音源はどれをかけてもお気に入りのようです)、 ジョン・ゾーン (特にお気に入りは 「The Circle Maker: Zevulun」 の模様) その他いろいろ。

要は私が普段聴いている音楽ということですが。もちろん 子供向け音楽 もかけたりしますし、娘なりのお気に入りはいろいろあるようですが、 「スナッキーで踊ろう」にハマりまくって踊りながら全コーラス歌ったり、最近では「Heroes And Villains」のいろんなパートをつぎつぎ鼻歌で歌っていたり(笑)と、みているだけでかなり面白いです。



エレクトロニカ風ポップもかなりお気に入りの様子。Guther なども自作のダンスを踊りながらエセ英語で歌詞をつけるありさまです。今年に入ってからは、私の長年のお気に入りレーベルのひとつである MORR からの作品、Pascal Pinon にハマってくれたようで、これをかけていると本人も相当心地よさそうにしています。ある意味で、子供向け音楽と言えるかもしれません。

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2011/08/17

Clear the fogginess under the lamination!

(本エントリは、私が別の web に 2003年 6月26日付で掲載していたものを転載後加筆訂正したものです)
(this article was originally made public at my another web site on June 26, 2003)

 

Vinyl addicts/collectors/junkies/whatever sometimes encounter very old vinyl records coming with such album covers like this:

昔のレコードを買うと、たまにこういうジャケットにあたることがあります。

 
[Before treatment]
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2011/05/16

Boogie 4 Stu: A Tribute To Ian Stewart / Ben Waters

個人的には、ストーンズ全メンバーが勢揃いしたこと自体は、あまり注目点ではなかったりします。ベン・ウォーターズ (Ben Waters) が、イアン・スチュアート (Ian Stewart) ゆかりのブギウギ、R&B の名曲をどう料理してくれるのか、その点がはるかに興味をひかれ、ボーナストラック入りで限定リリースされた 2枚組LP を購入しました。

In my humble opinion, the most interesting part of this album is NOT the fact that all members of The Rolling Stones plays on this album, but how the leader Ben Waters interprets good old Boogie Woogie / R&B tunes connected to the late Ian Stewart… I bought the limited 2LP edition of the album (with bonus tracks).

 
[Ward WRDLP-002 Front Cover] [Ward WRDLP-002 Back Cover]

(front/back covers of the double LP edition)
 


ブギー・4・スチュ / ベン・ウォーターズ
Boogie 4 Stu / Ben Waters
(Eagle Records / Ward Records (Japan) WRDLP-002)

Amazon.co.jp で買う:CD
Buy this at Amazon.com: CD / MP3
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2011/05/01

Feb. 3, 1932: The First Stereo Sound Recording Known To Exist

時は1932年2月3日。現存する最古のステレオ録音(とみなすことができるもの)が記録されました(ただし、意図的にステレオ録音されたものではなかった、とされてはいますが)。デューク・エリントン (Duke Ellington) オーケストラによるメドレー録音です。その6日後にも、別のメドレーが録音されました。

It was on February 3, 1932 when the oldest stereo recording known to exist was waxed (although it was not an “intended stereo recording” but an “accidental stereo recording”) – a seven minute medley by Duke Ellington and His Orchestra.

何種類か CD化 されているほか、「First stereo sound recording」(Benjamin S. Beck) で紹介されている以下のリンクでもその有名な音源を聴くことができます。

You can listen to the two “accidental stereo recordings” on several CD releases (such as “The Best Of The Duke Ellington Centennial Edition”) as well as with the following links (as appeared on the “First stereo sound recording” webpage by Benjamin S. Beck):

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2011/02/13

Simon Werner a Disparu / Sonic Youth

ディジタルリリースは既に行われていますが、CD および LP はまもなく発売です。サントラでインストなソニック・ユース。とりあえず LP を予約しておきました。わくわく。

The Sonic Youth Sound without vocal tracks – CD edition and Vinyl edition will be released shortly (although the MP3 digital release is available already) – I pre-ordered the vinyl edition, like always 😉

試聴は こちら (midheaven.com) や こちら (amazon.com) からどうぞ。

Listen to samples here: midheaven.com and / or amazon.com

[Simon Werner a Disparu]
Simon Werner a Disparu / Sonic Youth
(Sonic Youth Records SYR-9 / SYR-9CD)
Amazon.co.jp で買う:CD / LP
Buy this at Amazon.com: CD / Vinyl

うーむ、しかしソニック・ユース、デビュー30周年ってことか。あっという間に時間はたってしまいますね。。。

Sonic Youth have been active for 30 years into their career – simply amazing.

2010/08/04

Call For Help: Norgran MGN-1087

Verve MGV-8029 としてリリースされた「Stan Getz ’57」のオリジナルイシューとされる、Norgran MGN-1087Stan Getz ’56」の現物をお持ちの方(あるいは「持っている人を知っている」「見たことある」でも構いません)がいらっしゃいましたら、ぜひわたくしまでご一報下さい。残念ながら私は実物を見たことがありません。

Anyone has an original copy of Norgran MGN-1087 “Stan Getz ’56”? This has been said as the original issue of Verve MGV-8029 “Stan Getz ’57”. Drop me a line if you have that copy (or if you know a person who owns that copy, or even if you have seen that copy). Unfortunately I have never seen the actual copy.


現在 ハリー・ワインガー さんが作業中のスタン・ゲッツの CD ボックスで使用する予定の、ジャケット写真およびレーベル写真を探しているとこのことです。

Currently Mr. Harry Weinger has been looking for the jacket scan and the label scan of the Norgran MGN-1087, as he’s been working on a Stan Getz CD boxset project.


ご協力お願い致します。

Your help would be greatly appreciated – many thanks in advance.

2009/07/15

The Bright Mississippi / Allen Toussaint

(This entry is my casual review on Allen Toussaint’s brand new album. I don’t think the English version of this article will be available this time . . .)

音楽のダウンロード販売も非常にポピュラーになってきたこのご時世、国内の音楽となると、さすがに LP での新譜リリースというのはほとんどみかけなくなりましたが、海外では音楽ジャンルによっては LP での同時リリースも (限定販売的であることが多いものの) 根強く残っているようです。

私の場合、LP でリリースされない音源を買わない、なんてことはさすがにありませんが、CD と LP の両方のフォーマットでリリースされると分かった盤については、躊躇なく LP で買ってしまいます。

それにしても、CD でも出ているのに、どうしていまさら LP の方で買ってしまいたくなるのか。

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